
5→かなり面白いっ
4→面白いっ
3→ふつーかな
2→まぁまぁ
1→イマイチ
■STORY■
デパートに勤める椿山課長は、勤務先で脳溢血のため突然死してしまう。
だが、現世に未練を残していた椿山。
3日間だけ現世に戻ることになったのだが、現世での姿は、生前の姿とは似ても似つかない絶世の美女だった!!
■感 想■
思っていた以上に面白かった作品でした。
ただ西田敏行さん演じる椿山課長が死んでいたというのが予想外。
よくある入れ替わりというものかと思っていたのですが、まさか西田さんが伊東美咲ちゃんになっちゃうなんて驚きですよね(笑)
ここからネタバレありです。
面白かったのは面白かったのですが、当初、美咲ちゃんの演技に・・・となっちゃいまして。
やっぱり男の人を女の人が演じるって難しいと思うんですよね。
それが明確に現れていたような気がして、正直いたかった。
(映画後半はだいぶん慣れてきたんだけどね~)
だけど、周りのベテラン俳優さんがうまくサポートしていたような気がしました。
椿山課長を演じた西田さんはもとより、椿山課長に好意を寄せていた知子を演じた余貴美子さん。姿形は女の子だけど、自分の息子だと気がついた母・市川静子を演じた市毛良枝さん。
特に市毛さんのあのなんとも言えない表情にはノックアウトでしたね。
そんな中で一番のお気に入りは、あの世の管理人?マヤを演じた和久井映見さん。
あのさわやかさが良かったんですよね~。冒頭シーンで、死者達に説明する姿はさわやかかつキビキビとした感じで、彼女にピッタリの役だと思いました。
俳優陣もさることながら、ストーリーも面白かったです。
タイトルにある七日間という期間ではなく、映画で描かれていたのは三日間だったのですが(原作では七日間なのかなぁ・・・)、現世に戻った3人のその後をうまくまとめていたような気がしました。
椿山課長の災難は(おじいちゃんの件は予想外でしたが。笑)ある程度読めていたのですが、まさかこの3人の中でつながるストーリーがあるとは予想もできませんでした。
そして、姿形ましてや性別や年齢も違う3人に周りの人々が気づくシーンは号泣でしたし。
原作は『地下鉄(メトロ)に乗って』『憑神』の原作者でもある浅田次郎さん。今度は原作を読んでみたいと思いました。
■最後に一言■
いやぁ、武田と椿山課長のラブシーンは笑えました。
実際は違うと思っていても笑えたんだよなぁ・・・。
■作品情報■
製作:2006年 日本
上映:118分
監督:河野圭太
出演:西田敏行/伊東美咲/成宮寛貴/和久井映見/志田未来

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5→かなり面白いっ
4→面白いっ
3→ふつーかな
2→まぁまぁ
1→イマイチ
■STORY■
元傭兵でダイヤの密売人のダニー・アーチャー。
彼は、ソロモンという男がピンク・ダイヤを隠し持っているという噂を知り、ダイヤのありかを探ろうとするのだった。
■感 想■
正直興味がない映画でしたが、旦那さんが好きそうなので鑑賞。
でも、映画を観始めて大後悔。
冒頭は虐殺シーンから始まるんですよねぇ(- -)
見た瞬間、クラクラです・・・。でも、実際こういう内戦があったんだよね。
現実から目をそらしてはいけないのかもなぁ。
映画のタイトルでもある“ブラッド・ダイヤモンド(血に染まったダイヤモンドという意味)”というダイヤモンドの不正な取引を描いている本作品。
元傭兵の密売人をレオナルド・ディカプリオが演じていました。
昔、ディカプリオにはまった時期に彼の作品を観まくったのですが、彼の出演作品の中でも、本作の役ははまり役だったような気がしました。
そして、女性記者を懐かしの(笑)ジェニファー・コネリーが演じ、家族を人質にとられた男をジャイモン・フンスーが演じていました。
常に緊張感が走る映画で、冒頭シーンのように目をそむけたくなる箇所も何度かありました。
それにしてもダイヤモンドが武器輸入の資金となっていた事にビックリでした。女性の大半がもらって喜ぶであろうダイヤモンドの背景にはこんな出来事があるなんて、なんだか怖くなりますよね。
劇中、ダイヤモンドの不正取引の中で裏切りがあり、殺し合いがあるのですが、ラストでは、人間の温かみを感じさせるシーンがあったりします。
そのシーンがなければ、なんとも言えない後味が残ったような気がしました。
■最後に一言■
ジェニファー・コネリーって、ポール・ベタニーと結婚してたんですね。しかもお子さんまでいるとは・・・。
知りませんでしたぁぁぁ。
■作品情報■
製作:2006年 アメリカ
上映:143分
監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・ディカプリオ/ジェニファー・コネリー/ジャイモン・フンスー/アーノルド・ヴォスルー


5→かなり面白いっ
4→面白いっ
3→ふつーかな
2→まぁまぁ
1→イマイチ
■STORY■
3000人を乗せた豪華客船に辿り着いた故障中の密輸船。
その豪華客船へ密輸船の船長・フィネガンは船の部品を探す為、密輸船に乗っていた武装部隊は金庫を探すため乗り込んだのだったが、そこには誰の姿もなかった。
そして、船内を捜索していた彼らの前に正体不明の怪物が現れた・・・。
■感 想■
日曜洋画劇場にて鑑賞。
“豪華客船を得体の知れない怪物が襲う”なんていう予告を観ちゃったもんだから、即録画!(笑)
昨晩鑑賞したのですが、これが結構面白い。
映像的に古さを感じたのですが、なにしろ豪華客船を怪物が襲うでしょ。どんな風に襲うのか、どんな怪物なのか、それを想像しただけでも、ドキドキですよね!!
そうして観ている内に「あれ、この人、観たことがあるような~」と思った俳優さんが数名。
その時は気づかなかったのですが、あとでわかってビックリ!!
まずヒロイン・トリリアンは『X-MEN』シリーズのジーン・グレイ役でお馴染みのファムケ・ヤンセン!そして、強盗一味の中には『サンシャイン2057』出演のクリフ・カーティスと『ブラッド・ダイヤモンド』出演のジャイモン・フンスがいるではありませんかっっっ。どうりで見たことがあると思いました(笑)
そしてお笑い担当!?パントゥッチを演じたケヴィン・J・オコナーは『ハムナプトラ -失われた砂漠-』や『ヴァン・ヘルシング』とスティーヴン・ソマーズ作品にお馴染みの役者さん。
それに比べ主演のトリート・ウィリアムズは・・・。彼が出演している映画で鑑賞したことがあるのは、モンスターパニック映画(ちなみにヘビ映画)『ホットゾーン』のみ。う~ん・・・(笑)
ここからネタバレありです。
出演陣はさておき、肝心の映画の感想ですが、期待を裏切ることなく面白かったです。
少し古臭さはありますが、10年前の作品と考えれば、怪物もナカナカの出来。その怪物からジェットスキーで船内を逃げ回るシーンなんて、ほんとドキドキで面白かったし、強盗一味に加担していたのが、まさかあの人とは!そんな意外な展開にも面白さを感じました。
かなりベタベタな展開や設定もオーソドックと言えるのですが、なぜか楽しめました。
逆に、イマイチだと思ったのは、船首にあった怪物の食べ残した人間の骨と、主人公が古臭いタイプだったことくらいかなぁ~。
■最後に一言■
ラストシーンのあの島にいた、あの大きそうな物体は一体なんだったんだろ~?
■作品情報■
製作:1998年 アメリカ
上映:107分
監督:スティーヴン・ソマーズ
出演:トリート・ウィリアムズ/ファムケ・ヤンセン/ケヴィン・J・オコナー/クリフ・カーティス/ウナ・デーモン


5→かなり面白いっ
4→面白いっ
3→ふつーかな
2→まぁまぁ
1→イマイチ
■STORY■
裕福な両親をもつダイアンは、ファッション・フォトグラファーの夫、そして娘達とアパートに暮らしていた。
そんな折、同じアパートに越してきた男・ライオネルに興味を抱く。
彼はいつも奇妙なマスクで頭を覆い、コートで全身を隠していたのだ。
■感 想■
本作は、写真家の夫をもつ妻・ダイアンが普段抑えていた感情を、同じアパートに越してきたライオネルの存在により表現していく・・・というようなものだったのですが、サスペンスだと思って鑑賞した私にはちょっとイマイチだったかなぁ(苦笑)
まさか、ダイアンとライオネルがあんな風になるとも思わなかったし、勝手にこの二人が敵対して、けん制しあうという様を想像していたから。
映画タイトルにある“エロス”ですが、そこまでエロスは感じない本作。
でも、冒頭シーンには驚きでしたよ。
登場人物が、まっ裸でフツーに歩いてるんですものぉぉぉ。
旦那さんと一緒に観ていたのですが、思わず目が点。
「そこまで見せちゃってイイノ?」状態でした。
私の中でそのシーンが一番のエロスだったかも(笑)
二コール・キッドマンが主演だったので鑑賞したのですが、もう一度観ることはないかもです。
特に感想のないレビューになってしまいました(;^^A
■最後に一言■
う~ん、まさかこの映画にチューバッカが出ていたとは(笑)
■作品情報■
製作:2006年 アメリカ
上映:122分
監督:スティーヴン・シャインバーグ
出演:ニコール・キッドマン/ロバート・ダウニー・Jr/タイ・バーレル/ハリス・ユーリン


5→かなり面白いっ
4→面白いっ
3→ふつーかな
2→まぁまぁ
1→イマイチ
■STORY■
10年前、夫のショーンを心臓発作で失ったアナ。
彼女は、家族の勧めもあり、自分を長年想い続けてくれたジョゼフと再婚することを決意。
だが、決意した彼女の前に見知らぬ10歳の少年が現れ、「僕はショーン。君の夫だ」とアンに告げるのだった・・・。
■感 想■
とりあえず、ためが長い映画でしたねぇ。
多分、監督のこだわりだとは思うのですが、一つ一つのシーンのためが長い気がしました。
「このシーンはいつ終わるの?」と感じることが多々ありまして(;^^A
それを1番感じたのは、冒頭のマラソンシーン。
「これは、マラソン映画かい?」と思う位、長くって思わず寝そうに(ちとオーバー?笑)

夫を死別で失った妻の前に、自分は夫だと伝える少年が現れるのだが・・・という内容のもので、その妻・アンを二コール・キッドマンが演じていました。
10年前に失った夫を忘れることができずに、でも新しい人生を歩もうと自分を支えてくれる恋人と結婚しようとするアン。
そのアンの前に「自分は夫だ」と伝える少年に出会い、心揺らぐ様を二コールが見事に演じていたような気がしました。揺れ動く心。それがヒシヒシと伝わってきたんですよね。
だけど、少年と一緒に過ごす時間が、エロティックで「なんだかなぁ」という気持ちにさせられたんです。「ここまで表現しなくちゃいけなかったのかな?」なんて思っちゃいましたし。
それもそのはず、入浴シーンは、ヴェネチア国際映画祭でブーイングを受けたそうです(苦笑)
結局、どうなったのかは映画を観てのお楽しみですが、観終わった後は物悲しい気持ちにさせられました。
「アンが可哀相すぎる・・・。」
その一言です。
■最後に一言■
二コールが出ている映画って、なんか観たくなっちゃうんだよなぁ。
■作品情報■
製作:2004年 アメリカ
上映:100分
監督:ジョナサン・グレイザー
出演:ニコール・キッドマン/キャメロン・ブライト/ダニー・ヒューストン/ローレン・バコール


5→かなり面白いっ
4→面白いっ
3→ふつーかな
2→まぁまぁ
1→イマイチ
■STORY■
下級武士の三村新之丞は、藩主の毒見役を務めていたのだが、ある日毒見が原因で失明してしまう。
しかも、悲しい出来事は続き、妻の加世が島田藤弥と不義密通をしていたことを知る。
新之丞は、絶望のなか離縁を決意し、島田に果し合いを挑むのだった。
■感 想■
キムタク主演ということで話題になった本作品。
キムタクは苦手なので、観ようかどうか迷っていたところ、年末TV放送されると知り、さっそく録画。
でも気になって、結局は録画した翌日に鑑賞しちゃったんですけどね(笑)
感想は・・・と言うと。
これが意外に面白かった。
確かに決闘シーンなどは拍子抜けするくらいでしたが、全体的に淡々としていたところが、かえって私は好きだったかな。
そしてそして、苦手なキムタクですが、いつものキムタク節とも言える演技にもかかわらず、これがまた新之丞にマッチしている感じで良かったんですよ。
悲しみにくれるであろうシーンの後におどけてみせる新之丞の姿は、思わず演技だということを忘れて笑ってしまったし、また新之丞と徳平演じる笹野高史さんの掛け合いも良かったです。
皆さん同じように感じられたと思うのですが、この映画の良さを引き出したのは笹野高史さんのような気がしました。
ですが、映画の主軸であったであろう夫婦愛については、それほど心に響くものはなく~(;^^A
それが少し残念だったかも。
■最後に一言■
いやぁ~、小林稔侍さん演じる樋口があんなことになっちゃうとは・・・。
ビックリしちゃいました。
■作品情報■
製作:2006年 日本
上映:121分
監督:山田洋次
出演:木村拓哉/檀れい/笹野高史/坂東三津五郎/桃井かおり
