B級映画も結構好き(笑)な九州人。
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  半落ち・・・評価  4

  5→かなり面白いっ
  4→面白いっ
  3→ふつーかな
  2→まぁまぁ
  1→イマイチ



■STORY■
元刑事で警察学校教官の梶が自首。
その内容とは「妻を殺した」というものだった。県警刑事部・志木が取り調べにあたるが、妻を殺した後の2日間の行動について、梶は口を閉ざしているのだった。


■感   想■
本作を鑑賞前に思ったこと。それは映画タイトルの『半落ち』って、どういう意味?
映画鑑賞後、HPで調べてみたら、それは警察用語で、“容疑者が、容疑を一部自供するも、完全には自供していない状態を指す”というものでした。
ちなみに、完全自供のことは「完落ち」というらしいです。

この映画の主人公・梶聡一郎が妻を殺害後、自首してきたところからはじまるのですが、ただの殺人ではなく嘱託殺人。嘱託殺人とは依頼されて殺すこと。アルツハイマーという病気をわずらった妻から「まだ自分自身をもっている内に殺して」と言われ、殺してしまうのです。
アルツハイマーっていう病気は残酷だと思います。
自分の知っているその人ではなくなってしまうから。
私の大叔父もこの病気をわずらってしまい、死んだ人のことがわからず、その人が生きているかのように話していました。その姿は、本作に出てきた妻とオーバーラップ。
ニュースで、看病に疲れた家族が殺してしまうのを耳にしますよね。
体力的にも精神的にも疲れ果ててしまったのだと思います。
誰が悪い訳でもないのに、悲しい結果になってしまうことは心が締め付けられる思いがします。いつ自分がその立場になるかもわかりませんしね。

映画の前半は、警察と検察の紛争のシーンが多く「実際もこのようなことがあるんだろうなぁ」と感じました。
きっと私達一般庶民が知らないだけなんでしょうね。妙にリアルでした。
そして中盤から後半にかけては、主人公が妻殺害後2日間の行動を黙秘する理由に焦点があてられていました。
それにしても、主人公・梶を演じた寺尾聰さんってスゴイですよね。
前半なんて、ほとんど台詞がないのに、存在感抜群だし、表情がなんとも言えないんですよね。
小さい頃にTVで観た「ルビーの指輪」を唄っている寺尾さんの印象が大きかったので、こんなに演技のうまい方だとは思いませんでした。
そうそう、柴田恭兵さんもナカナカでしたよね。
どうしても『あぶない刑事』の印象がぬぐいきれなかったのですが、本作を観てそれが変わっちゃいました。


■最後に一言■
登場人物ですが、梶、志木、佐瀬・・・。
二文字苗字が多かった気が~。


■作品情報■
製作:2003年 日本
上映:121分
監督:佐々部清
出演: 寺尾聰/柴田恭兵/原田美枝子/伊原剛志/鶴田真由/吉岡秀隆


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TSUTAYAがレンタル半額というサービスをしていたので、以
2008/02/17(日) 21:43:05 | Wilderlandwandar
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